社長ご挨拶

坂下 重信
坂下 重信

日中経済交流の先達である岡崎嘉平太が発起人となり、1989年(平成元年)に設立された日中投資開発コンサルタント株式会社は、日本企業の対中投資促進や現地企業の活動の円滑化に尽力して参りました。

 

その後、貿易(Trade)、技術者派遣(Outsourcing)、工業製品製(Manufacturing)、農業生産(Agricultural production)、コンサルティング(Consulting)などの業務を多角的にとり行うようになり、1999(平成11年)に株式会社トマック(Tomac)と社名を改めました。

 

私共は、岡崎はじめ多くの先人より受け継いできた「気骨」や「モラル」を片時も忘れることなく、本来の使命を果たすために全力を傾注して参りました。

 

この20年間、中国の経済発展と共に問題も多発しております。国家間レベルの問題から、経済的、社会的、文化的な問題まで、特に複雑に絡み合ったものが増えて参りました。しかし私共は今こそ創立の精神を思い起こし、今まで以上に諸問題に果敢に立ち向かい、英知を結集して微力を尽し、困難を信頼に変え、日本と中国の豊かな未来とよりよい緊密な関係のために誠心誠意任務に邁進する所存でございます。

 

皆様のご指導とご鞭撻を今まで以上に賜りますよう改めてお願い申しあげます。

株式会社トマック 代表取締役社長

坂下 重信

坂下重信(さかした しげのぶ)略歴

1951年福井県生まれ。旭化成勤務を経て岡崎嘉平太に師事。その後日中文化交流に従事。仏教界の交流、中国人留学生の受入れなどで活動する一方、日中間の友好姉妹都市締結にも尽力した。

 

1989年岡崎が発起人となり日中投資開発コンサルタント株式会社を設立。代表取締役に就任。

 

その後同社は発展的にトマックと社名を変更。1998年には深圳事務所を開設し、日系企業に向けた企業運営に関するコンサルティングサービスを提供。この事務所が発展し、2002年には嘉重貿易諮詢(深圳)有限公司が設立された。坂下は同社の董事長も兼任。

 

坂下は恩師の期待に背かず、絶えず日本企業の対中国投資を推進し、また深圳日本商工会の渉外担当責任者として、広東省地域における日系進出企業と中国政府間の調整、税関・税務などの実務指導にも当たっている。

 

2006年には長年にわたる日中経済・文化への貢献に対し中国政府から『国際平和貢献賞』が授与された 。